ノートパソコンで在宅ワークをしていると、覗き込む姿勢で首・肩のコリに悩まされていました。
対策としてノートパソコンのスタンドと外付けのキーボードを購入したところ、姿勢改善ができてパソコン作業の疲れが大幅に改善されました。
ノートパソコンでの作業で首・肩のコリに悩んでいる方に参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください。
パソコン作業における正しい姿勢とは
厚生労働省では「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」 を定めています。
そこでは、
・ディスプレイはおおむね40cmの視距離を確保する
・ディスプレイの画面の上端が目の高さと同じか、やや下になる高さにすることが望ましい
と記されています。
また、ノートパソコンの使用については、次のように記述されています。
・ノート型機器は、通常、ディスプレイとキーボードを分離できないので、長時間、情報機器作業を行う場合については、作業の内容に 応じ外付けディスプレイなども使用することが望ましい。
ノートパソコンを使っていると、画面を上から覗き込む姿勢になるため首が前に出て、背中が丸まってしまい首と肩の凝りを誘発する姿勢になってしまいます。
自宅では外付けキーボードとノートパソコンスタンドの利用がおすすめ
厚生労働省のガイドラインでは、ノートパソコン使用時には外付けディスプレイの使用を推奨していますが、自宅で環境を整えるなら外付けキーボードとノートパソコンスタンドの使用をおすすめします。
在宅ワークができる書斎がある人は書斎でパソコン環境を整えられますが、書斎がない場合はリビングやキッチンのテーブルで仕事をすることがあると思います。
私は単身赴任でワンルームに住んでいるのでテーブルは1つ。
妻が遊びにきたときは2人でテーブルを囲むのでパソコンは片付ける必要があります。
そんな時にノートパソコンスタンドなら簡単に片付けられるので便利です。
ノートパソコンスタンドの選び方
強度があり、高さや角度の調整に自由度があるものが使いやすいと思います。
サイズはノートパソコンに対して小さすぎると不安定で、大きすぎると邪魔になってしまいます。
対応サイズ(◯インチ〜○インチ)や耐荷重の表記があると思いますので、それらを参考にしながら選んでください。
BoYata Adjustable Laptop Stand
私はノートパソコンスタンドは多くのガジェット系YouTuberがおすすめしているBoYataのAdjustable Laptop Standを購入しました。
iPadも持っているので、タブレット用スタンドPortable Tablet Standも一緒に購入しました。
もうひと回り大きいサイズも販売されています。ノートパソコンのサイズに合わせてどちらを購入するか検討するといいでしょう。
大きいサイズは重いですが、より丈夫な作りになっています。
ノートパソコンスタンドの使い方
使い方はとても簡単です。
・スタンドのアーム部分を調整して好みの高さにする
・ノートパソコンを乗せる
たったこれだけのことですが、ノートパソコンの画面が高くなり目線が上がることで姿勢が良くなります。
丈夫なアルミニウム製で滑り止めパットがパソコンと接触する部分に4箇所、爪の内側に2箇所、底板の裏側に4箇所、合計10箇所ついています。
パソコンやテーブルを傷つけることはありません。
熱を逃す穴があるので暑い時期にも安心です。
アームは非常に丈夫で、高さ調整をするときはノートパソコンを下ろして両手で行わないと動きません。私のパソコンは13インチのMacBook Airですが十分に安定しています。
普段はこのぐらいしか高さを上げていませんが、テーブルで作業するなら画面を目線の高さまで挙げられています。
この状態で適度な距離までノートパソコンを離して外付けのキーボードを使えばデスクトップパソコンと同じような姿勢で作業を行うことができます。
動画鑑賞の時にも便利です
ノートパソコンスタンドで画面の高さを上げておくと、パソコンで動画鑑賞をする時も目線が下がらずに楽な姿勢で観ることができます。
タブレットスタンドもご紹介します
ノートパソコン用のスタンドと一緒に買ったタブレットスタンドも便利に使っています。
iPadとMacBookはデータのやり取りが簡単なので、近くに置いて作業をするととても便利です。
そんな時にタブレットスタンドを使うと見易くなります。
BoYata Portable Tablet Stand
無印iPad第9世代(10.2インチ)を乗せて使用しています。
ノートパソコンスタンドほどの頑丈さはありませんが、タブレットの重さには十分に耐えられます。
滑り止めパットもついているのでタブレットもテーブルも傷つきません。
前にせりだしすぎると底板が浮いてきてしまうので、写真の角度ぐらいが限界です。
ペンで書き物をするときはスタンドを使わない方が描きやすいかもしれません。
外付けキーボードはBluetooth接続ができるlogicoolのMX KEYSを使っているので、接続するキーボードを切り替えながら作業をすることができます。
MacBookとiPadをそれぞれスタンドに乗せて並べておくと視線も上下させずに済むので楽な姿勢で作業ができます。
タブレットスタンドは料理をするときに活躍しています。
キッチンのカウンターに置いて、YouTubeをみながら料理をしています。
ストレッチをしているときに床に置くときにもタブレットスタンドは便利です。
まとめ
今回はノートパソコンで作業をするときの首・肩コリ改善に役立つノートパソコンスタンドとタブレットスタンドについてご紹介しました。
私は単身赴任生活が5年以上続いていて、部屋にはテレビがないのでMacBookにテレビチューナーをつけて見ています。YouTubeやAmazonビデオの鑑賞も全てMacBookです。
ノートパソコンスタンドは外付けキーボードの購入と同じタイミングで最近購入しました。
どちらも使ってみてパソコン作業時の姿勢が良くなり、首・肩のコリが大幅に改善されたので「もっと早く買っていれば良かった」と思っています。
パソコン作業での疲労感に悩んでいる方は、ぜひ導入を検討してみてください。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです^ ^
コメント