Teck Pack2はビジネスバックパックとして最適解の一つ
40代ど真ん中の私は30代後半で椎間板ヘルニアを患って以来、通勤ではバックパックを使っています。
Teck Pack2に出会うまでのバックパックは4年ちょっと使っていたのですがだんだんヨレてきて荷物の重さでバッグが垂れてしまいカッコ悪い状態になってしまいました。
中年のバックパック選びは難しい!
40代の通勤用バックパックを選ぶのはとても難しく、若い人のようなカジュアル寄りとかアウトドア寄りのバックパックも嫌だし、かと言って老舗ビジネスバックメーカーのおじさん臭いバックパックも気持ちが上がりません。
今の歳でも納得できて50歳になっても使えるデザインはないものか、ネットで調べまくって店舗に足を運んでビジネスバックパック難民になりかけましたが、ついにAerのバックパックに行きつきました。
AERについて
AERはサンフランシスコベイエリアを拠点に2014年に都市におけるジムとオフィス向けバッグを一つの現代的なデザインにするクラウドファンディングプロジェクトから誕生しました。AERは現代におけるニーズを満たす新たな視点を提案し、都市生活をよりシンプルに豊かにすることを使命としています。日々変わりゆく都市を行き来するプロフェッショナル、アスリート、トラベラー向けに様々なシーンの移動や旅にふさわしいコレクションを創造していきます。
AERホームページより:https://aersf.jp/help/about
AERは都市のニーズを満たす機能、洗練されたデザイン、建築的なスタイルの調和のとれたミニマリストバッグを創造するというコンセプトで作られています。
シンプルで実用性と耐久性があるバッグづくりを目指しています。
実物を見て比較して、サイズ、デザインともにTeck Pack2に惹かれた!
AERのバッグを取り扱っている実店舗は多くないのですが、たまたま一通りのAERのバッグが揃っている店舗を見つけてひたすら気になるAERのバックパックを比べました。
カタログ値は当てにならないの収納力
Teck Pack2の前に候補に挙げたのはFright Pack2でした。
理由はカタログに記載されているサイズがTeck Pack2は17リットル、Fright Pack2は19リットルでFright Pack2のほうが大きかったからです。
Fright Pack2もシンプルなデザインで悪くはないのですが一般的な3wayバッグで他と差別化できるほどのインパクトはありませんでした。
ところが実物を見るとどう見てもTeck Pack2の方が収納力があります。
Teck Pack2 とデザインがほとんど同じDay Pack2は14.8リットルで約2リットルの差しかないのですが、実物を見るともっと大きく感じます。
ショップのスタッフも「海外メーカーのサイズの測り方は日本とはちょっと違うかも知れない」と言っていましたが、実際に触ってみてその印象は納得がいきます。
Teck Pack2のスペック
縦: 46 cm
横: 30.5 cm
奥行き: 18 cm
容量:17リットル
重さ:1,700g
価格:37,400円(税込)※2022年2月時点
デザイン
真っ黒でシンプルだけど独創的で特徴のあるスタイリッシュなデザイン
このバッグに惹かれた一番の理由はこのスタイリッシュなデザインでした。
上品な黒一色に「Aer」のロゴが1つあるだけ。
今までアウトドアブランドのバックパックを使っていたので、このシンプルなデザインにとても「大人感」を感じました。
40歳すぎてアウトドアブランドのバックパックは若く見られるかもしれませんが、子供っぽさが出てしまいますし取引先に会う時にも少しイマイチかなと思っていました。
かと言って渋いバッグも嫌なので、おしゃれな若い人でも使えるし、おじさん世代も違和感がない(と思う)デザインは素晴らしいと思います。
表面は光沢感のあるナイロンでそのほかは目が粗いコーデュラバリスティックナイロンです。
作りがしっかりしていて、自立するのがTech pack2の特徴です。
奥行きが18cmあり上部に向かって緩やかにシェイプされています。
Tech pack2はしっかりと自立するので床にバッグを置いての荷物の出し入れが楽ですし、デスク脇に置いても倒れることはありません。
型崩れしない丈夫な作り
Teck Pack2は剛性が高く、たくさん荷物を入れても形崩れしません。
ビジネスでバックパックを使っていて、バッグが重さで垂れ下がってしまったりバッグの形が中の字物に影響されて形崩れしてしまうのが嫌なので、この綺麗なフォルムをキープしてくれるのは嬉しいです。
細部まで行き届いたこだわり
Teck Pack2は多くの収納スペースと多彩なポケットがあり、細かく荷物を分けて入れることができます。
3つの部屋に分かれていてさらにトップには小物を入れるポケット、サイドにはボトルホルダーと小さいポケットがあります。
ファスナーが4列あり、写真上部から前部のスペース、2番目が小物が入るポケット、3番目はメインのスペース、そして4番目がPCを入れるスペースになっています。
右手側のボトルホルダーは伸縮性のあるゴムバンドがついていて保温ボトルを入れられる大きさ、右手側には小さいポケットがついています。
持ち手は上部と左手側にあります。荷物で重たくなても安定して持つことができます。
背面にはスーツケースの持ち手にバッグを通せるスリーブがついています。
スーツケースに通すときはバッグが横向きになります。
手前の荷室はポケットが8つもあります。
ファスナーは真ん中ぐらい前大きく開くので視認性が高く、バッグのふくらみがあるので高い収納力があります。
ファスナーがついているポケットの中にはキーフックがついています。
AERのバッグの多くに採用されている小物入れスペース。財布、鍵、スマホなどを入れられます。中は柔らかい素材なのでスマホの画面などを守ってくれます。
移動中にサッと出したいアイテムを入れるのにとても便利なポケットで、使い勝手がいいです。
メインの荷室はマチが大きく、かさばる荷物も収納できます。
ポケットはバッグの幅いっぱいのサイズで3つあり、ノートや手帳、タブレットを入れるのに便利です。
背中がわのポケットには小さめのPCなら十分入れられます。
一番背中側の荷室は主にPCを入れるスペースです。
PCスペースは柔らかい素材で保護されています。
PCスペースの他にポケットが1つ付いています。
ファスナーの開き具合
ファスナーは全てYKK®AquaGuard®の止水ファスナーが採用されていてファスナーからの水の侵入を防いでくれます。
止水ファスナーは開閉が固めなので通常のファスナーよりは開閉に力が必要です。
ファスナーの開閉感
一番外側の荷室は大きくファスナーが開くので移動中に出し入れしたいものを入れておくと取り出しやすいです。
深さがあるので小さいものはポーチに仕分けて入れておくと取り出しやすそうです。
メインの荷室は両サイドのポケットのところまで開きます。
公式ホームページの写真では大きく開いていますが、開きすぎるとバッグが形崩れしそうです。
PCスペースは右手側がバッグの中央部分まで開き、左手側は上部で止まります。
開く角度も浅いので小さな荷物を奥のほうに入れてしまうと取り出しづらいです。
1週間使ってみました
現在の仕事は外出先での仕事が多くノートパソコンや筆記道具をたくさん持ち歩かなければいけないのですが、Teck Pack2は収納力が高く荷物が重くなっても形崩れせず背負いやすいので快適に移動ができます。
バッグの中身
心配性な性格で、ごちゃごちゃとたくさんの荷物を持って出かけてしまいます。
まだこの写真に収まりきっていない物もあるので、バッグのそれぞれのポケットに収納する写真で追加してご紹介していきます。
最前部の部屋
比較的取り出す頻度が高いものを中心に入れています。
会社のIDカード、PCメガネ、歯磨きセット、ペン、エコバッグ(2個)、ポーチ(ティッシュ、除菌シートなど)、カードケース、名刺入れ、上の写真にないですがマスク
Tech Pack2の中で一番大きく開く部屋で、ふくらみがあるので使い勝手がいい場所です。
まだ荷物が入るのですが、入れすぎると底のほうにある荷物が出しづらくなります。
ポーチがあるともっと効率よく荷物を入れられると思います。
小物入れスペース
小物入れスペースには3つ折りの財布とキーケースを入れています。
まだスマホぐらいは入れられそうです。
メインの部屋
水筒やペンケースなど大きなものを主に入れています。
ポーチ、手帳、軍手、ポケットWi-Fi、ノートPC用充電器、モバイルバッテリー、イヤホン、充電コンセント、ケーブル、ボトル、ペンケース、30cm定規
ペンケースは大きめのものでハサミやステープラー、付箋などいろいろ入っています。ガジェット系の小物はポーチに入れたいのですがちょうどいいのがなかったのでキッチン用のジッパー付きバッグを使っています。
ポーチや軍手は普段持たないのですが、あるイベントの会場設営をすることがありバックパックを置いて現場を回る時に使っています。
まずはボトルとペンケース、ガジェット系小物を入れます。
その上からポーチに手帳と軍手を入れて収納します。
右側に飛び出ているふくらみは財布とキーケースが入っている小物入れスペースです。
バックパックは上の方の収納に悩むので小物入れスペースがあるのは便利なのですが、メインの部屋に飛び出してくるのでこのように荷物が干渉してしまうことがあります。
このぐらいならちゃんと収納できます。
PCエリア
14インチのノートパソコンとスマホにBluetoothで繋げて使うキーボードを入れています。
キーボードは普段ほとんどつかなわないのですがスマホで長いメッセージを書く時にあると便利なアイテム。こういう物を持ち歩くのが心配性なところです。
ここは大きく開かないし薄いのでノートパソコンか薄めの書類ぐらいしか入りません。
サイドポケット
サイドポケットにはハンドクリームと消毒液、目薬を入れています。
サイドポケットは斜めにカットされているので背の高いものから順番に入れていきます。
荷物満載の姿
荷物を満載にすると上部が少し膨らみますが、ほとんど形は変わっていません。
ボトルホルダーには保温ボトルを入れています。
総重量7.1kg
バッグの重さを含めた総重量は7.1kgでした。バッグ自体が1.7kgなので荷物の重さは約5.4kgでした。
かなり重たい方だと思いますが、持ち上げても垂れることなくその姿をキープしてくれます。
その他
バッグのサイドにある持ち手には、バッグをテーブルなどに吊り下げるためのクリッパとトラックボールのケースをつけています。
クリッパは耐荷重15kgですが、荷物を満載した状態で吊り下げるとバッグ自体が歪みそうなので荷物が多い状態では使っていません。
実は荷物はこれだけではありません
このほかにも書類がたくさんあるので別にUNIQLOの3wayバッグを持っています。
これで私の最近の通勤スタイルが完成!
これだけあればオフィスに通わなくてもどこでも仕事ができる状態です。
1週間使ってみた感想
良かった点とイマイチな点
厚みのあるペンケースやボトル類も難なく収納できるし、小物を入れるポケットがたくさんあるので収納がとても便利です。
前面のポケットと小物入れ用のポケットがとても使いやすく、出し入れする頻度が多い荷物はここに入れると便利です。
形崩れせず、背中のパットも厚みがあるので背負ってもバッグが歪むことがなく背中にしっかりフィットします。
そして何よりかっこいいので使っていて気分がいいです。
止水ファスナーを使っているので操作が硬いです。
また、メインの部屋とパソコンの部屋は大きく開かないので出し入れが少しやりづらいです。
特にメインの部屋は底の方の荷物を出すときは上の荷物を出さないといけません。
ポケットの多さは嬉しいですがまだ使い始めなのでそれぞれの荷物の定位置が決まっていないのであちこち探すことが多かったです。これは使いこなしていくうちに改善されるので気にしていません。
そしてバッグ自体に厚みがあるので人混みやお店ではバッグの厚みを考慮して動き回らないと人に当たったり、エレベーターを塞いでしまったり、お店の商品にぶつかってしまうので自分自身の取り回しに注意が必要です。
そのほかに気づいた点
小雨ぐらいなら気にならない防水性
買った初日に雨に降られました。それなりにしっかりと雨が降っている中5分ほど傘をささずに歩きましたが、バッグの中身が雨で濡れる心配はありませんでした。
長時間雨にさらされるとさすがに心配ですが短時間なら気にすることはないと思います。
飛行機の椅子の下に入る
こちらはAir Doの機内ですが椅子の下にすっぽりと収まりました。
LCCの狭い機内だと入るかわかりませんが、機内持ち込みサイズのスーツケースと合わせれば手荷物を預けないで済むので出張の際も空港に着いたらスムーズに出発できます。
まとめ|ルックスも機能も納得のビジネスで使えるバックパック
充実した機能を持ち、なによりスタイリッシュなバックパックなので使っていて気分がいいです。
40代のビジネスマンでも満足できるビジネス用のバックパックです。
お値段は37,400円と少し高いですが、使ってみて納得できる価格だと思います。
最後に、こんな人に向いている、向いていないを私の独断でまとめてみました。
店舗で買えなければオンラインショップやネット通販を利用しましょう
AERのバッグはなかなか実店舗で見かけません。
できれば実物を見て検討して欲しいですが、どうしても見つからなければネットで購入できます。
公式オンラインショップでは品切れのアイテムも多いですが、ネットショップなら在庫を持っているお店もあります。
楽天会員なら楽天ポイントがつくので楽天市場の利用がおすすめです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば嬉しいです^ ^
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