shin君、辞令です。
君は札幌に転勤です。
頑張って!
えええっ!!転勤ですかっ!?
(単身赴任だ…どうしよう)
辞令を受けた瞬間に引越し業者にすぐ電話!そして家を探すんだっ!!
サラリーマンの宿命・「転勤」。
その時は突然訪れます。
転勤を命じられ、自分のデスクに戻ってすぐにすることは「家族へ連絡」ではなく、「引越し業者への連絡」と「家探し」です。
事前準備:日頃から家族と転勤になった時のことを話し合っておく。
すぐに引越し業者への連絡と家探しと言いましたがその前に日頃から家族と転勤になった場合のことを話し合っておきましょう。
家族で引っ越すのか、単身赴任するのか。
これだけ決めておけば転勤を命じられた時にすぐに行動に移せます。
私の場合は子供がいなくて妻は正社員。いわゆるDINKS〜Double Income No Kids(2収入、子供なし)〜だったので、暗黙の了解で「転勤=単身赴任」だった訳ですが、いつも定期異動の時期(4月と10月)が近づくと「転勤になったらやっぱり単身赴任だよねぇ…」なんて話をしていました。
そして、転勤になった人たちの様子を見ていたら、とにかく引越し業者と家探しに翻弄していたのでやるべき事に対してすぐに行動に移せました。
異動のシーズンは一刻を争う!引越し業者の確保が第一優先
・引越し業者を会社が指定していたらその会社にすぐに電話する。
・指定されていない場合は相見積もりが必要なケースが多いので(会社に複数の見積もりを提出する)、一括見積もりサイトを利用するか大手の引越し業者に直接電話をする。
このブログは単身赴任向けのブログなので、単身赴任の際の注意点を紹介します。
・単身の場合は「単身パック」を利用することになるので、トラックが空いているかが優先されます。
・荷物はトラックに入る量だけになるのでたくさんは持っていけません。
・家電や大型家具(ベッドやテーブルセットなど)は現地購入、もしくは販売店から引越し先への配送を依頼しましょう。
異動のシーズンは1秒でも早く引越し業者へ連絡することが重要なので、のんびり一括見積もりやメールでの問い合わせをしていると希望通りの日程で引越しをすることができません。
場合によっては赴任して数日間はホテル暮らし、なんていうことも珍しくありません。
これは引越し業者が決まらない時だけではなく、希望の物件が見つからない時も同様です。
いつもの仕事よりも数倍早い行動をする気持ちで住居の確保に全力を注ぎましょう!
物件探しも同時進行で
はじめにも書きましたが、私が2月末に辞令を受けて3月末入居の部屋を探した際には2日間で部屋を決めました。もちろん内覧をしている余裕などありません。
同僚の中には要望事項が多すぎて部屋探しに2週間ぐらいかかっていた人もいましたが、部屋が決まらないと落ち着かなくて業務引き継ぎどころじゃありません。
単身赴任は仮住まいなので、優先順位をつけて早めに決めてしまいましょう。
部屋探しサイトと不動産屋さんへの問い合わせを並行する
部屋探しサイトを見ていると、物件が多すぎて絞り込みが難しいです。いろいろ見ていたらいつの間にか時間だけ過ぎて成果なし、なんてことも。
サイトで探しつつ、地元の不動産屋さんを見つけて条件を提示して探してもらいましょう。
単身赴任の部屋探しで優先するべきこと
部屋探しの時には①最優先事項、②最優先ではないができるだけ優先したいこと、③なくてもいいけどあると嬉しい(便利な)条件に分けて、最優先事項から順にクリアしている物件を絞り込んでいきましょう。
優先事項がごちゃごちゃになると部屋を決められなくなり、「部屋探し迷子」になってしまいます。
それぞれ「立地・周辺環境」「部屋の設備」に分けておくと優先順位が決めやすいです。
私が単身赴任生活を4年間過ごしている中で感じているそれぞれの項目を挙げてみます。
最優先事項
通勤時間はできるだけ短い方がいいですね。特に大都市から地方都市へ転勤した時に最も幸せに感じるのが「通勤時間が短い」という点です。
私は東京勤務の際は勤務先まで満員電車に揺られ1時間ほどかけて通勤していましたが、札幌勤務の今は職場まで徒歩10分です。
これだけでも仕事のストレスが半分ぐらいなくなっている気がします。
また、帰省をしやすい場所に住むのも重要です。
新幹線の停車駅や空港までが遠いと帰省が大変です。
「職場←自宅→帰省経路」の位置関係に住んでいると便利です。
生活については食べるものに不自由しなければとりあえずOKです。
コンビニは今やどこにでもあるので気にする人も少ないと思いますが、スーパーが近くにあると便利です。
定食屋さんが近いとさらに便利です。
この中で「冷暖房完備」ですが、私の部屋は「冷房(クーラー)」がありません。
「北海道は夏でも涼しいからクーラーはいらない」という声や実際にエアコンがない物件が多かったので重要視していませんでした。
確かに昼間暑くても夜には涼しい風が部屋に入ってくるのですが、真夏の1〜2週間は寝られないぐらいの地獄の暑さを毎年経験しています。
在宅勤務も増えてきているの今の時代、エアコンは必須です。
家具付きの部屋にするか、は単身赴任の場合悩むところですね。
期限が決まっていて、次の異動では自宅に戻れるなら家具付きの部屋もいいかもしれません。
家具付きの部屋まで行かなくても、大型家具はレンタルするという方法もあります。
ただ、買っても借りてもそれほどコストは変わらないので家具付きの部屋に住まななら、安い家電、家具を買ってしまった方が良さそうです。
ネットショッピングが一般的になってきているので宅配ボックスも単身者には今や必須でしょう。
私の場合、「大型バイク駐車場」が絶対条件だったので選べる物件はかなり絞られてしまいました。マイカーを持っていく場合は駐車場の価格は気にした方がいいですね。
会社が駐車場を含めて家賃負担をしてくれるならいいですが、自己負担ならできるだけ出費を抑えたいものです。
私は札幌に転勤してしばらく経ってから中古車を買ったので都内並みに高い駐車場代を払うことになりました。転勤後に車を所有する可能性のある人は、周辺の駐車場相場をみておきましょう。
できるだけ優先したいこと
単身赴任では余暇の過ごし方は重要です。一人で家に閉じこもっているとうつ病になってしまいます。趣味がある人は気軽に趣味ができる環境にいたいですね。趣味がなければスポーツクラブに通うなど体を動かすことを習慣にすることをお勧めします。
また、街の中心に近いと買い物も楽なので便利です。
浴室乾燥機があるといつでも洗濯物を干せるので非常に助かります。
お風呂の追い焚き機能もあると水道代の節約にもなりますね。
一人だとシャワーになりがちですが、湯船に浸かった方が疲れが取れます。
ネット回線は重要ですね。
私はポケットWi-Fiを利用していますが、速度が安定していないのでインターネットを利用する頻度が高い人は「最優先事項」に格上げした方がいいです。
あると嬉しい
私が運動好きだからなのかこういった項目になってしまいましたが、人によっては公園や図書館、本屋が近いなど「あったら嬉しい」項目はそれぞれになりますね。
大事なのは「何をしたら寂しくなく、ストレスを解消できるのか」です。
一人暮らしは気楽でいいものですが、ふとした時に寂しさを感じます。心も体も健康でいられるための環境を整えましょう。
単身赴任の場合、会社から住宅補助が出る場合がほとんどだと思います。
何割かは自己負担しないといけないケースが多いので、負担額上限いっぱいまでというわけには行かないと思いますが、予算内でできるだけ広い部屋に住んだ方がいいと思います。(部屋の広さも規定がある会社も多いと思います)
単身赴任先に家族や友人が来ても泊まれるぐらいだといいですね。
家族や友人を泊めることを考えると1DKぐらいあった方がいいかもしれません。
他にも自宅で快適に過ごす設備が少しでも多くあるといいですね。
でも、これらは「あったらラッキー!」ぐらいに考えておいた方がいいでしょう。
他にも北海道ならではかもしれませんが、都市ガスとプロパンガス(プロパンガスはガス代が高い)、暖房用の灯油を使った分だけ支払う(自分で買いに行かなくていい)というのも部屋を選ぶ際に気にした方がいい点です。
とにかく素早く動いて、暮らしの基盤を整えましょう!
転勤による単身赴任生活は一時的なことがほとんどです。
気がついたら10年単身赴任…というケースもありますが、そこまで先を見越して準備をする必要はありません。何しろ、転勤は自分で時期を決められるものではないですから。
私自身、単身赴任5年目を迎えることになりますがここまで長くなるとは思いませんでした。
いずれにしても仮住まいですから希望通り100点満点の部屋探しを望まずに、合格点の部屋探しをしましょう。
住めば都!どこに住んでも工夫と気持ちの持ち方で楽しい単身赴任生活を送れますよ!
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