仮住まいでもできるだけ快適な部屋を選びたい
サラリーマンの転勤は突然訪れ、引越しシーズン真っ盛りということもあり選り好みをしている時間がないのが現状です。
その中でも「こんな部屋に住みたい」という理想の部屋はイメージしておくといいでしょう。
単身赴任で5年間一人暮らしをしてみて、私が考えるいい部屋の条件を挙げてみました。
学生の一人暮らしとは違う大人の一人暮らしなので少しは快適な部屋に住みたいものです。
単身赴任の部屋に求める条件
会社が近い(できれば徒歩圏内)
これは必須条件だと思います。
特に地方に転勤になったなら歩いて通勤できるぐらいの距離が理想です。
都心で働いていると通勤時間が1時間かかるぐらいは当たり前ですが、通勤が徒歩圏内になったらこれまでの通勤時間がいかに疲労やストレスを生んでいたかがわかります。
都会から単身赴任で来る人の中には「電車通勤で仕事スイッチを入れたい」と言ってわざわざ離れた駅に住む人がいますが、私はその習慣を継続する必要はないと思っています。
家族で転勤してきた人は家族の住環境を重視する必要がありますが、単身赴任なら会社が近いほどストレスがありません。
私は会社まで徒歩10分のところに住んでいるので通勤もあっという間。
ランチのために帰宅もできるので食事の管理もうまくいきます。
間取りは1DK以上
私は今、ワンルームに住んでいます。キッチンが広いので1Kですね。
札幌は賃貸マンションが安いので広い部屋を借りることができたので1人暮らしには十分です。
ただ、妻が遊びに来た時にワンルームだとどちらかが早く寝たり起きたりした場合にゆっくり寝ていられないのでできれば寝室とリビングが分かれていたほうがいいかなと思いました。
お子さんがいるご家庭でご家族が遊びにきた時は1DK位上は必須かもしれません。
家族が遊びにきたらホテルに泊まればいい、という選択肢もありますが札幌は観光シーズンのホテルが高いし自分の部屋に近いホテルが必ず確保できるわけではないので自分の部屋に泊まれる場所があったほうがいいです。
お風呂は自動湯沸かし・追い焚き機能付き・浴室乾燥付き
地域によっては当たり前の設備かもしれませんが、札幌の賃貸マンションは一見立派なマンションでも自動湯沸かしや追い焚きができる部屋があまりありません。
私の部屋は自動湯沸かし、追い焚きができないので時間を計ってお湯を入れてすぐに入らないと冬場はあっという間にお湯がぬるくなってしまいます。
北国で追い焚きができないなんて信じられないと思っています。
そして長い冬の間は洗濯物を外に干せないので浴室乾燥機能があると便利です。
部屋中洗濯物に囲まれていたらちょっと残念な気持ちになりますよね。
収納が多い(特にクローゼットが大きい)
無駄な家具を買わないためにもクローゼットや収納が多いのは重要です。
サラリーマンはスーツやワイシャツなどハンガーにかけておかなければいけない服が多いので、大きなクローゼットがあると便利です。
キッチンが広い
自炊するなら広いキッチンが快適です。
コンロも2口あるといいですね。
魚焼きのグリルはなくてもフライパンで焼けばOK。
「俺は自炊はしない!」という人も一人暮らしをしている間に料理をしたくなるかもしれません。
単身赴任生活が長くなりそうな人は自分の生活スタイルが少しずつ変わっていく可能性を考えておきましょう。
エアコン付き
北海道ではいまだにエアコンを持たない家がたくさんあります。
「暑くて寝苦しいのは1週間ぐらいだから」
というのが道産子の口癖ですが、その1週間はみんな寝不足でフラフラしています。
若ければ耐えられるのかもしれませんが、おじさんにエアコンのない部屋は地獄です。
北海道の家は冬の寒さ対策のために気密性が高いので一度暑くなった部屋の温度はなかなか下がりません。
私は4年間エアコンなしで生活してきましたが、5年目が確定した時点ですぐにエアコンを付けました。
その後の快適さは今までと比較になりません。
北国ならではの事情かもしれませんが、札幌の夏は東京と同じぐらい暑いです。湿度が高くないので少しはマシですが、それでも熱帯夜の日は寝られません。
洗浄機付きトイレ
これはもう説明する必要もありませんね。
激安物件だとまだ付いていない部屋もありますが、住宅手当が出るサラリーマンならそこそこの物件を選ぶでしょうから洗浄機付きトイレは当たり前の設備でしょう。
宅配ボックス
今やネットで買い物する時代。宅配ボックスは必需品です。
荷物が届くまで家で待っている時間はもったいないですね。
高速インターネット完備
我が家のネット環境はポケットWi-Fiですが、これがどうにもストレスです。
利用料は安いですが利用料が多いと速度制限がかかったり、今使っている楽天モバイルのポケットWi-Fiは速度制限はほとんどかからない代わりになかなか高速通信エリアに入りません。
私はテレビはほとんど見ず、YouTubeやAmazonビデオを見るのですがネットが遅いとストレスがたまります。
もし単身赴任生活が6年目に入るなら光回線のインターネットを契約しようか考えています。
他にも条件を挙げたらキリがないのですが…
長く住んでいるとどんどん快適さを求めたくなります。
私としてはこんな条件があったらいいなというものを挙げてみます。
…などなど。自炊をする人ならスーパーが近いと助かります。
私の家は札幌のど真ん中なので大丸やエスタで食料品は買えますが高いので滅多にかいません。
自炊をしないならデパ地下はお惣菜が豊富なので便利です。
駐車場も近くに安いところがあるといいですね。
私はマンションの駐車場を契約していますが、札幌は賃貸マンションは安いのに駐車場代は東京並みに高いです。少し郊外に行けば安いので、車が趣味の人は通勤に時間がかかっても少し郊外を選ぶのもアリかもしれません。
まとめ|まずは仕事を優先させた住環境。そして快適な部屋を探しましょう
仕事のために家族と離れて生活をしているのでまずは仕事にしっかり集中できる環境を整えるのが重要です。
それに加えて自分の趣味や生活スタイルに合わせた部屋を選べるのがベストです。
100%満足いく条件じゃなくても住んでしまえばそれなりに生活できます。
転勤シーズンの部屋探しは時間との勝負。午前中に候補に入れていた部屋が午後には誰かが成約してしまうなんてよくあることです。
私自身、札幌転勤を言い渡された翌日に間取りと写真だけ見て内覧をせずに成約しました。
部屋について色々条件を書きましたが、私の絶対に譲れない条件は「バイクの駐輪場があること」でした。
絶対に譲れない条件だけは死守して、少しでも早く部屋を決めて仕事の引き継ぎに集中しましょう。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になることがあれば嬉しいです^ ^
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