単身赴任になると家具、家電を揃えるのにお金がかかるので家具付き物件を検討する人も多いと思います。気になる家具付き物件のメリット、デメリット、どんな人に向いているのかを解説します。
単身赴任に必要な家具、家電って何?
一般的に必要な家具・家電は次のものが挙げられます。
・キッチン周り…冷蔵庫、レンジ、炊飯器
・掃除・洗濯…掃除機、洗濯機、アイロン
・リビング…テーブルセット、テレビ、カーテン
・寝具…ベッド
私はこの中で掃除機とテレビを持っていません。テレビはノートパソコンで見られるようにしています。掃除はハンディモップで済ませています。
炊飯器も単身赴任生活4年目になってやっと買いました。それまではレンチンのご飯で済ませていました。
ベッドは不要という人もいるでしょう。
ビックカメラ、ニトリ等でそれぞれの販売価格を調べるとおおよそ下記のようになっています。(2021年3月現在)
家電セット①…冷蔵庫、レンジ、洗濯機、掃除機 45,000円ぐらい
家電セット②…①+32型液晶テレビ 65,000円ぐらい
家電セット③…②+炊飯器 85,000円ぐらい
ベッド(足つきマットレス)…15,000円ぐらい
テーブル…1万円〜
椅子…4,000円〜
カーテン…5,000円〜(サイズによりけりですね)
家具、家電はピンキリなので、価格の幅が大きいです。
一人暮らし用のもので上記全て揃えるとだいたい12万円ぐらいかかりますね。
他にもコーヒメーカーや湯沸かしポット、カラーボックス、加湿器、パソコンなど揃えると25万円〜30万円かかります。
結構かかりますね。
家具、家電付き物件は何がついているの?
物件によって異なりますが、上記設備は大体揃っているところが多いようです。(コーヒーメーカーや加湿器、パソコンはないと思いますが)
家具、家電付き物件のメリット・デメリット
単身赴任の場合は家賃の一部は会社が負担してくれて、入退去費用も会社持ちなので費用面のデメリットは比較的軽微なものですが、私が転勤の際に会社の総務に家具家電つきの部屋を検討したいと言ったところ「退去費用が高い時があるからなるべくやめて欲しい」と言われました。
細かいことを気にしない人は大丈夫なようですが、潔癖症や自分で部屋をアレンジしたい人には向かないようです。中には気に入らなくてすぐに引越ししてしまった同僚もいます。
家具、家電付き物件に向いている人、向いていない人
私の会社は単身赴任者が3名いますが、家具家電付きの部屋に住んでいる人は1名です。
その人はかなりの節約家なので家具家電付きの家が向いているんだと思います。
私自身は自分で家具、家電を揃えました。
自分で揃える場合は単身赴任用に新たに揃えることになりますが、自宅で古くなったモノを単身赴任用で利用して、メインの家の家具家電を新しくするというやり方もあります。
戻ったら不要なものを買うぐらいなら、少しお金を出して自宅の家具家電を新しくした方がメリットが大きい場合があります。
単身赴任をすると経済的な負担が増えてしまうので、家具家電付きにしても、そうでないにしても無駄な出費は抑えて賢く生活をスタートしましょう。
コメント