ダイエットのための基礎知識と食事内容の管理方法についてお伝えします。
はじめはちょっと面倒ですが、慣れたら食事管理しないと気持ち悪くなりますよ。
ダイエット生活を始める前に知っておく3つのこと
①基礎代謝と②消費カロリー
一日中家でダラダラしていても消費するエネルギーのことです。
ダイエットをする際にも、基礎代謝を下回る食事量はNGです。
基礎代謝の調べ方
ネットで「基礎代謝 消費カロリー」と調べましょう。
基礎代謝と消費カロリーを計算してくれるサイトが見つかります。
基礎代謝は「身長」「年齢」「性別」「体重」を入力すると算出されます。
摂取カロリーはさらに「活動レベル」を入力すると1日の消費カロリーが算出されます。
下のリンクをクリックすると簡単に計算してくれるサイトにジャンプします。
基礎代謝量消費カロリーは基準が様々なのですが、一般的な係数で算出してみます。
脂肪1kgあたりの消費カロリー
1ヶ月で体重(脂肪)を1kg落とすには…7,200kcal÷30日間=240kcal
1ヶ月で体重(脂肪)を2kg落とすには…14,400kcal÷30日間=480kcal
これを消費カロリーから差し引いた量のカロリーを摂取すれば理屈的には体重が減ることになります。
毎日厳密には全然守っていません。
3,000kcalぐらい食べる日もあれば2,000kcalぐらいで済んでしまう日もあります。
お腹の空き具合や運動量に応じて、無理のない範囲で調整しています。
その結果、1週間で1kg〜2kgぐらい減量が進む週もあれば、同じぐらい増量する時もあります。
PFCバランス
それぞれの栄養素の適切な摂取量
一般的な目安はあるのですが、これは本当に難しくて語り始めると終わらなくなってしまいます。
また、どの栄養素を増減させるとダイエットが進むのかはその人の体質によって違うので、まずは一般的な数値をベースにして食事をして体重の推移を気長に見ていく必要があります。
ダイエットの過程においてPFCバランスは変化していきますので、体重が落ちにくくなった時にはそれぞれの摂取量を変えることも必要です。(摂取カロリーの変更が必要な場合もあります。減らすだけではなく、時には増やす必要もあります)
タンパク質の摂取量は運動量を目安に固定させます。
問題は脂質と糖質です。
どちらを減らすのが向いているのかは脂質制限ダイエットなのか、糖質制限ダイエットなのかで大きく変わってきます。
各栄養素の消費カロリー
タンパク質、糖質 1gあたり4kcal
脂質 1gあたり9kcal
*それぞれの重量は食品そのものの重さではありません。
例えば白米150g中の糖質量は55.2gです。
実際には糖質はこんなに摂取しない日が多くて300〜350kcalぐらいです。
その分タンパク質が多い時がほとんどです。
脂質は多くなりがちなので、脂質を多く摂取した日はタンパク質か糖質で調整します。
どうでしょうか?
意外に食べれると思いますか?少ないと思いますか?
ご飯150g(糖質55.2g)はお茶碗軽く1杯分です。
糖質380gだとご飯7杯ぐらい食べられます。
糖質300gでもご飯5.5杯分ぐらいです。
大盛り(200g)の糖質量は73.6gなので3食ご飯大盛り1杯食べても糖質221gです
ご飯以外にも糖質は含まれているので注意が必要ですが、糖質の少ないおかずを食べればご飯は結構食べる事ができます。
摂取カロリー、栄養素の管理方法
アプリを活用
日々の食事量の管理は専用のアプリを利用します。
初めのうちは面倒ですがこまめに登録して実際の食事の満足感と摂取カロリー量を体感しましょう。
登録をしているうちにどんな食品やメニューがどれぐらいのカロリー、栄養素なのかがなんとなくわかってきます。
そうなったら記録をサボっても極端に体重が増えることはなくなってきます。
自炊で食事量を把握するためにキッチンスケール(計り)を買いましょう
ご飯1杯150gと言われてもはじめはどのぐらいの量かわかりません。
キッチンスケールを買って重さを計りましょう。
これも続けているうちになんとなくどのぐらい食べているかわかるようになり、外食した場合でもご飯の量を見て「これは180gかな?」と感覚的にわかるようになります。
シンプルなものが使い勝手が良いです。
0.1g単位まで測れるものもありますがあまり細かい単位まで測れると神経質になり過ぎてしまいます。お菓子やパンを作る時は厳密に重さを測らないといけないみたいですが、ダイエットようにはそこまで厳密じゃない方がいいです。
多少オーバーしても気にしないぐらいの気持ちで測りましょう。
おすすめはTANITAのキッチンスケールです。
これでダイエットの基礎知識と準備は完了!
いきなり自炊を徹底するのが大変な人はとりあえずアプリを使って普段どのくらいカロリーを摂取していて各栄養素をどのくらい摂取しているのかを把握するところから始めましょう。
食事記録をしていると、脂質をかなり摂取していることに気づくはずです。
特に外食やコンビニ弁当が多い人は目標値よりも相当脂質を摂っているはずです。
私は目標値の倍〜それ以上の脂質を摂っていた事がわかりました。
それでは痩せるはずがありません。
もしかしたら、多くの人が脂質を抑えるだけでダイエットが進むかもしれません。
ただし、脂質を抑えるのは本当に難しいです。
どうしても自炊をしないとコントロールしづらい事がわかると思います。
これでダイエット生活の第一歩を踏み出せます。
この知識を知ってしまうと、コンビニでお弁当やお菓子を買う時に栄養成分表を見ずにはいられなくなります。
そして、どの食品もあまりの脂質の多さに絶望してしまう事でしょう(笑)
あまり神経質にならず焦らず、気長にダイエットをしていきましょう!
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