不動産屋が紹介してくる火災保険は高い!単身赴任先の火災保険を安くする方法(日新火災「お部屋を借りるときの保険」)

単身赴任の始め方
shin
shin

火災保険更新の案内がきました。今まで何も考えずに指定された火災保険に加入してましたが、調べてみるととても高いことがわかりました。

火災保険は自分で探して契約するのをおすすめします。

ちなみに僕はある保険会社の損害保険募集従事者の資格を持っています。(保険会社勤務ではありません)

不動産会社指定の火災保険はとんでもなく高かった!

まずはこれまで加入していた火災保険の更新通知に記載されている保険料と自分で探して新たに加入した火災保険の保険料、その明細をご紹介します。

これまで加入していた火災保険と新たに加入した火災保険の比較
これまでの保険
AIG損害保険
「リビングパートナー保険」
新しい保険
日清火災
「お部屋を借りるときの保険」
家財の保証200万円100万円
個人賠償費用10,000万円10,000万円
借家人賠償保険2,000万円2,000万円
借用戸室修繕費用200万円300万円
ドアロック交換費用1事故3万円なし
臨時賃借・宿泊費用1ヶ月10万円
1事故6ヶ月限度
なし
被害事故法律相談費用等30万円
火災保険料合計額16,430円4,000円
地震保険100万円なし
地震保険料1,270円なし
合計保険料17,700円4,000円

保証内容に若干の違いがあるものの、保険料は火災保険部分だけでも12,430円も安くなりました。

これまで4年間同じ保険に加入していましたが、今回の保険だったら4年分の保険料です。

保険の考え方

保険は「低確率でも大損害になる」ことに備える

火災は万が一発生したら損害が大きくなるので加入しないといけないし、部屋を借りる際には加入が必要ではありますが、その詳細については見直しする必要があります。

家財の補償

火災保険の見積もりシミュレーションで世帯規模に対する家財価格の目安は算出できますが、単身赴任の場合、どこまで保証が必要なのかを考えてみましょう。

仮住まいの家には高価な家具はほとんどなく、我が家でも一番高価な家財といえばノートパソコンぐらいです。万が一家事で消失した場合でも、保証額以上の支出が考えられなくもないですが、貯金がそれなりにあれば補えてしまう金額です。

実際に補償額を200万円、300万円と上げていっても保険料は数百円しか上がりませんが、「大損害」にならなければ余計な保険料は払う必要はありません。

その他の補償

2つの保険を比較すると、その他の部分では同等の金額です。借用戸室修繕費用については「お部屋を借りるときの保険」の方が補償額が高いです。

「ドアロック交換費用」や「臨時賃借・宿泊費用」は万が一必要になった場合でも家計が破綻するほど高額な出費にならないので不要だと考えます。

地震保険は微妙

地震保険は加入していたら安心ですが、補償の対象となる損害の判定が厳しくて、なかなか保険金がでないことが多いようです。全壊、半壊、一部損壊の判断基準が厳しいんですね。

保険料としてはそれほど高額ではないので気になる方は地震保険が加入できるプランを選ぶといいと思います。

ちなみに、地震保険は単体で申し込むことはできません。

それにしても保険料の差が大きい

不動産屋から紹介される火災保険の保険料が高額なのは不動産屋に手数料が入るからです。

そのほかの保険もそうですが、仲介業者には保険料に対してその取り扱い額や募集人の登録者数によってかなりのキックバックが支払われます。

そういった中間マージンの他にも、テレビCMでは有名なタレントを起用したりして広告にも多額の費用を費やしているので保険料はどんどん高額になっていきますね。

「好きなタレントがCMをしているから」といった理由で加入していては、そのタレントへのギャラも保険で払っているようなものです。

不動産屋が指定した火災保険に加入しなくもいい(ただし、確認は必要)

部屋を借りる際に火災保険には加入しなくてはいけませんが、不動産屋が指定した保険会社で加入しなくてはいけない、ということはありません。

ただし、契約書くにそのような文言が書かれていたら交渉しましょう。

私は更新の際に電話で問い合わせをしたところ「他の保険会社を選んでもいい」と言われたので、迷わず乗り換えをしました。

見直すなら「いますぐ」

火災保険は解約した場合、日割りもしくは月割りで保険料が返還されるので、見直そうと思ったらすぐに見直しをして自分に合った保険に加入し直すことをお勧めします。

まとめ

火災保険をいますぐ見直そう!

・不動産屋が指定する火災保険は高い→不動産屋への手数料支払いなどがある

・ネットで申し込める保険会社を探す

・保険は「低確率でも大損害になる」ことに備える→貯金で対応できる補償はいらない

・乗り換えるときは不動産屋に確認をする

・乗り換えるならいますぐ→保険料は日割り、月割りで返還される

shin
shin

火災保険の更新葉書がきて、何も考えずに更新してしまうのはもったいないです。

僕の場合はこれまで1年間で約17,000円×4年間で68,000円も支払ってきましたが、今回の保険だったら16,000円で済んでいて、52,000円もの差になっています。5年目も乗り換えなかったらその差額は65,000円にもなっていました。

これだけあれば趣味の道具を買えるし、美味しいご飯だって食べられますよね。

保険の見直しは火災保険だけではなく、生命保険や医療保険なども行うべきです。

ただし、保険料の安さだけに目を奪われずに「必要最低限」の補償は確保しましょう。

今回紹介した項目は大きな部分だけで、実際には細かい条件があります。契約する際には面倒ですが約款をしっかり確認して、自分のリスク許容度と照らし合わせて納得したうえで保険に加入しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました