単身赴任ももう4年…。
そろそろ家に帰りたいな。
私は自己申告書で「異動したい」「東京に帰りたい」と書いたのに、異動できませんでした。
定期異動の時期が近づいてきた単身赴任4年目の2月。
事前の自己申告では「すぐに異動したい」と書いたのに異動はありませんでした。
辞令が出るまでの1ヶ月間は悶々とした日々を送っていました。
気持ちを切り替えるしかないのですが、どうやってプラスに捉えて行くのかが大事です。
この記事では私が単身赴任4年目が経過し、家に帰る希望が敵わなかったとき、どのように気持ちを切り替えたのか。
また、異動や転勤など、サラリーマンの働き方と自分の人生の価値観について、答えのない自問自答をしています。
この記事を読んでくださった方が、これらの問題についてどのように捉えているのか、もしまだ異動や転勤を経験していない方なら、同じ場面に直面したときどうしたらいいのか、ということを考えるきっかけになればと思います。
異動できなかった時のことを想定しておく
仕事のことでも目標を持つ必要はありますが、単身赴任だからできることを考えてみるといいと思います。
家族と過ごしていたら自分の時間は減るから、ひとりの時間がある今できることに取り組んだり、その土地ならではのグルメや観光地で、まだ行っていない場所をリストアップして、少しでも楽しみがある方がモチベーションが上がります。
これだけやりたいことを考えれば、仕事以外の時間でも無駄に過ごすことなく目標を持って気分が沈んでいる暇はなさそうだ!
帰れないなら仕方ない。前向きなことを考えるしかありません。
辞令の日までは悶々と過ごしていますが、辞令の日になり自分が帰れないことがわかったらいつまでもクヨクヨしていても仕方ありません。もうやるしかないですから。
いつまでも引きずっていたら良い仕事もできないし、家族に心配させてしまいます。
サラリーマンという立場のネガティブな部分を吐き出してみる
本気で異動したいと思ってる?
仕事は自分や家族が幸せに生きていくための手段に過ぎないけど、そう簡単には割り切れないよ。
会社の中の立場とか、昇進とか考えてしまう…。
私は家族のことも考えて結構本気で異動を希望していましたが、直談判までして異動を願い出ることまではしませんでした。
そこにはこんな葛藤があったからです。
・東京に戻ってどんな部署に配属されるか分からないなら、慣れてきた今の仕事でステップアップしたい。
・昇進のタイミングが来たときに、新しい部署だと昇進が遅れるかもしれない
会社での立場や昇進のことを考えると、今の仕事を続けたほうが得かもしれない、という出世に対する欲が少なからずありました。
家族に対してはとても申し訳ない気持ちです。
昇進して給料が上がれば生活も少しずつ楽になる、そんな言い訳を自分に言い聞かせてしまいます。
自分や家族にとって本当に大切なことは何か
・給料が上がることが家族の幸せに繋がるのか
・自分にとって本当の幸せは何か
この質問に明確に答えられるでしょうか。
家族と一緒に過ごす時間は大切で、4年も家族と離れて暮らすのは大事な時間をなくしているようなものです。多くの人はそう思っているでしょう。
でも、だからといって、昇進をしない、会社での立場が悪くなってまで異動を訴えられるのはかなり勇気がある人だと思います。
転職・独立する覚悟と実力があるか
・40歳を過ぎて、新しい会社に転職できる勇気も実力もない
・独立なんてできるわけない
こんな状態では単身赴任だろうが今の会社で働くしかありません。
勤務地も、給料も自分の意思と関係ないところで決められるサラリーマンの悲しさ
・成果が出ても出なくても決められた給料はもらえるのがサラリーマンのいいところ
・査定も勤務地も決められないサラリーマンの辛いところ
転勤だって自分の意思で決められないということではデメリットですが、転勤することで知らない土地で暮らせるというメリットがあります。
転勤も単身赴任も楽しんでいる人もいますね。
そんな人がどんな気持ちや考え方を持っているのかはとても興味があります。
共働きの場合
共働きなら奥さんに仕事を辞めてもらってひとりで家族を養えばいいんだ!
こんな意見も多いと思います。
確かに、その通りですね。
でも、一方でこんな考え方もあるんです。
・奥さんも自分の仕事に誇りを持って働いている。
共働きなら収入が維持できる。ひとりの稼ぎなら生活のレベルは落ちる。
問題はそれだけではありません。
転勤になったから仕事を辞めてついてきてよ。
生活が苦しくなったら少しバイトで家計を助けて。
こんな発言をしたら正社員としてバリバリ働いている奥さんはどう思うでしょうか?
もう仕事に疲れたから家庭に入りたいと思っていたらほっとするかもしれません。
でも、自分の仕事に誇りややりがいを持っていたら、その仕事を軽視するような発言はできないと思いませんか?
自分だけではなく、家族が大事にしていることも考える。
今からでもできることを考える
・スキルアップにつながる知識を身につける
・お金に関する知識を身につける
40代になってスキルアップといっても、できることは限られているかもしれません。
だからといって何もしなければ何も変わらないのは事実です。
資格を取ったり、ビジネススキルをあげる勉強をしたり、何かしら動く必要があるかもしれません。
また、将来の不安の一番大きな部分は老後の生活です。
マネーリテラシーが低いままだと何も分からないまま不安な状態だけが続いてしまいます。
保険や年金、退職金、老後に必要なお金はいくらなのか、どうやったら貯金やお金を増やすことができるのか、そういった勉強をして行動すればいつまでも会社にしがみつかなくてもいいかもしれません。
まとまりがなくてすみません
今は単身赴任5年目に向けて前向きな気持ちです。
でも、不安な時はこんなことが頭を巡っていたので、考えていたことを吐き出してみました。
人それぞれいろいろな悩みを抱えていて、いいことも悪いこともありますよね。
単身赴任生活は自分や家族について考えさせられることがたくさんあります。
家族と離れることで、家族への感謝と大切に思う気持ちが強くなります。
前向きに捉えれば、いい経験です。
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