5年間単身赴任をしていますが、家事はやっぱり面倒です
一人暮らしも長いので、自分の身の回りのことは一通りできるのですが、家事はやっぱり面倒ですよね。平日は仕事だし、帰省すると週末もなくなるし。
私の場合バイクツーリングが趣味なので北海道で雪がない春〜秋のツーリングシーズンは特に時間がありません。週末キャンプツーリングに行くために平日時間があるときに準備をするので家事をする時間がますます減ります。
食事をほぼ自炊にしているので食材を買う時間捻出するのも大変です。
単身赴任生活に時短家電は贅沢なのか?
時短家電は家事に使っている時間を他の時間にかけられるので有益な投資と言われています。
空いた時間をどう過ごすかは人それぞれで、のんびり過ごして体を休めるのも立派な自己投資だと思います。
疲れている時や日曜日の夜に残った家事をしなければいけないのはストレスになりますよね。
単身赴任でも時短家電は取り入れてもいいのではないでしょうか。
家事の時間を時給に換算してみる
国税庁『民間給与実態統計調査』の最新データ(令和元年度)によると40代前半(男性)の平均年収は582万円ということです。
年収550万円、手取り収入425万円の場合の時給をシミュレーションしてみます。
この想定でそれぞれの家事の所要時間を考えてみました。
所要時間はしっかり計ったものではなく、私が体感的に「このぐらいやっているかな?」と感じている時間です。(実際にはもう少し時間がかかっているような気がします)
1回の 所要時間 | 頻度 | 週 | 月 | 年間 | 年間労働賃金 | |
食器洗い | 3分 | 朝晩2回 週5日 | 10回 30分 | 40回 120分 | 480回 1,440分 | 52,560円 |
洗濯(干す時間) | 5分 | 週2回 | 2回 10分 | 8回 40分 | 96回 480分 | 17,520円 |
アイロンがけ (ワイシャツ5枚) | 20分 | 週1回 | 1回 20分 | 4回 80分 | 48回 960分 | 35,040円 |
掃除 (掃除機) | 5分 | 週1回 | 1回 5分 | 4回 20分 | 48回 240分 | 8,760円 |
こうやって見ると家事にかなりの時間をかけていますね。
特に食器洗いとアイロンがけの時間が突出しています。
本当は一番時間をかけているのは炊事なのですが、食事管理のために自炊をやめることはできないので時短料理を工夫することにしています。
食事を外食やコンビニ弁当に変えればいいのですが、健康管理のための料理時間と家事の時短は同じ基準で比べることはできません。
個人的に面倒だと感じる3大家事はやっぱり時間がかかっていた!
面倒な家事① 食器洗い
ほぼ3食自炊なので食器洗いは避けては通れません。
表にある所要時間3分はかなり短く見積もっていて、調理器具を洗う時間を考えたらもっとかかっています。料理の下準備ができている状態でお皿やフライパンを洗ったりする時間で約3分ぐらいだと思います。
冬は手が冷たくなるし、乾燥してカサカサになりますね。
面倒な家事②洗濯(干す時間)
洗濯で面倒なのは干すことよりもたたむことなのですが、たたむ作業は時短家電でもできないので干す時間を考えてみました。
忙しい時は干す時間の他に洗濯機を回している間に拘束されてしまうのも困りものです。
洗濯物を溜め込んでしまった時は下着やタオルだけでも自動乾燥してくれるとありがたいです。
面倒な家事③アイロンがけ
私が最も面倒に感じている家事はワイシャツのアイロンがけです。
アイロンがけはさすがに時短家電で対応できないのでクリーニングに出せばいいのですが、出しに行く、取り行く手間を考えると面倒だしお店が空いている時間に拘束されるのが嫌なので自分でアイロンがけをしています。
形状記憶シャツを着てなるべくアイロンの手間をかけないようにしています。
一人暮らしで使えそうな時短家電を探してみる
食洗器は家事コストに見合った投資になり得る
ほぼ毎日の家事、食器洗い乾燥器は時短家電を取り入れる効果が最も高い投資かもしれません。
仮に単身赴任の期間が1年だったとしても十分投資コストを回収できます。
安い食洗機は3万円切っているものもありますね。でも、どこのメーカーなのかよく知らないのでアイリスオーヤマの食洗機を調べてみました。
このモデルはタンクに水を入れて使うので工事が不要です。水道代も節約できるのがいいですね。
調理器具はさすがに自分で洗わないといけないですが、忙しい平日には重宝すると思います。
1番のネックは大きさですね。
単身赴任の一人暮らしではキッチンが狭いことが多いので、食洗器を置いたら調理スペースがなくなってしまいかねません。
キッチンが広い部屋に住んでいる人は検討の余地ありです。
私がもし単身赴任を始める前にこの考えに至っていたら、広いキッチンのある部屋か食洗機つきの部屋を選んでいたかもしれません。
乾燥機付きの洗濯機も検討の余地あり
洗濯物を干す時間を通常の洗濯機の価格にプラスして考えるなら検討の余地ありです。
単身赴任が数年に及ぶなら乾燥機付きの洗濯機はコストに見合った投資になります。
ただ、洗濯乾燥機は乾燥機能に大きな差があり、フィルターの掃除も面倒なのであまり安物買いをすると使えないかもしれません。
私の部屋は雪国だからなのか、ベランダに物干しスペースがなく洗濯は全て乾燥機能がついている浴室に干しています。
ただ、乾燥力がとても弱く6〜8時間乾燥しないと乾かないので洗濯物を干すタイミングが難しいです。料理をするのに換気扇を使うと料理の匂いが浴室に流れ込んでしまうし、当然入浴もできません。1週間洗濯物を溜め込んでしまった時は浴室に洗濯物が干しきれず1日で洗濯が終わらないこともあります。
こんな時に乾燥機があればいいなあと思います。
部屋干し用の物干し台を買えばいいのですが、部屋が洗濯物だらけになると気持ちが沈みそうです。
ワイシャツをクリーニングに出すか問題
最大級に面倒な家事、アイロンがけですが、私は次の理由で自分でアイロンがけをしています。
クリーニング店の利用は往復の時間やお店の開店時間の拘束があるのが煩わしいです。
形状記憶のワイシャツならそれほど念入りにアイロンがけしなくても済むのでYouTubeを観たり音楽を聴きながらアイロンをかけることにしています。
それでも面倒で週末アイロンがけをさぼり、出勤前に1枚だけアイロンがけをして着ていくこともよくあるのですが…。
今はワイシャツも安いので、クリーニング代を考えたら頻繁に買い替えてもいいと思います。
アイロンがけはちょっとコツがいるので、慣れが必要ですね。
お掃除ロボットは贅沢品?
単身赴任の部屋は狭いのでお掃除ロボットはコスパが悪いかもしれません。
普段は気になった時にお掃除シートで軽く掃除して、たまにしっかり掃除すれば部屋はきれいに保つことができます。
私は掃除機すら持っていないのですが、なんとか5年間過ごせています。
さすがに掃除機くらいはあったほうがいいと思いますけれど…。
まとめ|家事には時間がかかる!時短家電は検討の余地あり
単身赴任は仮住まいなのでできるだけ安く済まそうと思い、家具家電はとにかく安いものを選びがちです。でも、単身赴任生活が長くなってくると「もう少しいいものを買っておけばよかったな」と思うシーンがちらほら出てきます。
不便さも楽しんで、帰省した時に「やっぱり家はいいな!」と思えるのも単身赴任の醍醐味(?)ですが、ストレスが溜まってしまう家事は時短家電に頼るのもアリだと思います。
あとは奥様にどうやって交渉するかですね。
家にある時短家電を単身赴任先に持っていって、家にはもっといい時短家電を買えば奥様も納得するかもしれません。
もし家に時短家電がなければ、時短家電を奥様にプレゼントするのもいいですね。家事を労働として考え賃金が発生するものだとすると、コスト削減効果は大きいと思います。
今回は以上です。
色々考察してみましたが、私は安い家電を揃えて5年たっているのでこの先も家電が壊れるまで使って、家電に頼らず自分で工夫して時短をしていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです^ ^
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