単身赴任40代|新しい仕事はきついけど楽しい!

単身赴任の始め方

期間限定で新規事業に携わっています

私が勤めている会社は新型コロナウイルスの影響を大きく受け売り上げが激減しています。

一時期は計画休業で雇用調整助成金をもらいながらしのいできましたが、今は新規事業を立ち上げています。

まだ組織が整っていないので寄せ集めチームで運営していて、私もその一員に選ばれました。

急な展開で戸惑う毎日

ある朝出勤直後上司に呼ばれ新規事業チームに入って欲しいと言われ、10時には取引先のところに行って欲しいということで仕事内容の詳細もわからないまま動き始めました。

全く違う業種の仕事なので何がわからないかも分からない状態で、とにかく日々の仕事をこなしながら覚えていきます。

対外的にはプロジェクトの責任者ということになっているので、取引先からは「その道のプロ」として見られるため打ち合わせの時は緊張します。

外出、残業も多く疲労が蓄積する

1週間に3〜4日はクルマで外出し、2月の残業は80時間。昨年11月から本業も忙しかったので毎月40〜50時間以上の残業で疲労もピークに達しています。

最近は筋トレも満足に行けず、行っても体の反応が悪いし食事管理も難しい状態です。

新しい仕事は学ぶことが多い

残業が多いのがきついですが、新しい仕事は学ぶことが多いです

異業種の仕事なのでその業種の知識を得られることはもちろんですが、仕事の進め方やチームワークについても再認識することがあります。

分からない仕事をする気持ち

本業では20年以上のキャリアがあり、それなりに仕事内容には精通しているので部下にも「これぐらいはやって欲しい」という感覚を持ちながら指示を出し、自分自身の仕事のペースはある程度思うようになります。

でも、今は分からないことが多く、どこまでを自分で判断したらいいのか、何を指示したらいいのかを探りながら仕事を進めています。

まだ経験が浅かった頃の感覚を思い出し、若い社員や異動して間もない社員はこんな気持ちで仕事をしているんだろうな、と感じるようになりました。

今までも部下には気を使いながら仕事をしてきたつもりですが、時には本人の許容範囲を超えた指示を出すこともあり、その時の寄り添い方が足りていなかったのではないかと感じるようになりました。

チームでのプロジェクトの進め方

本業でもチームで仕事を進めていますが、その内容は一人一人が独立した個別の担当を持っていて全員で1つの仕事を作り上げるものではありません。

新規事業は会場を一定期間借り切って、会場設営から運営をチームで進めていきます。

一人では完結できない仕事なので仕事を振り分けて各メンバーの進捗を確認しながら運営を進めていきます。

本業の時以上に進捗管理が必要になるのでいまだに難しく、試行錯誤の繰り返しです。

寄せ集めチームで仕事をする

チーム全員が取り組んでいる仕事の経験が浅いので、みんな戸惑いながら仕事をしています。

中には今まで残業を経験していない人がいるので体力的にも精神的にもまいってしまう人や、チームワークに慣れていなくて仕事を抱えてしまい進捗が止まってしまうこともあります。

そういう人たちの労働時間管理や仕事の振り分けを丁寧にしていかないと、気づいた時にはダウンしていたり仕事が止まっていることがあるので目配りが重要になってきます。

また、完全な上司、部下という関係ではないのである意味で全員がフラットな立場と考え、チームリーダーだからといって上から仕事を降ろす、というやり方をしないようにしています。

意外に適応できること

新規事業とはいえ20年以上のビジネスマン経験から、意外に対応できることもありました。

仕事の流れを把握する

新しい仕事でも「なんとなくこうだろうな」という感覚が意外に合っていたりします。

仕事を始める前に全体の流れを想定していくと、ある程度は想定通りの流れになるし先にある問題点も予想に近いものが出てきたります。

先が読めると今のうちに準備しておかなければいけないこともわかるし、細かく想定できなくても「このタイミングでは忙しくなるな」と分かれば、その時期までにできる仕事を終わらせて忙しくなった時は流れに身を任せて忙しい渦に巻き込まれることもできます。

訳もわからず忙しさのピークにいるよりも、「今は忙しい時期なんだ」と理解しながらその時期を乗り越えるのでは精神的な余裕が違います。

取引先とのやり取り

取引先の気持ちを読み取ったり、何をして欲しいか把握することがなんとなくわかります。

違う業界なので相手の言葉の内容がわからないこともあるのですが、じっくりコミニュケーションをとることで信頼を得ることができました。

日々、成長を感じる喜び

同じ業務を何年も繰り返していると日々の成長を感じる機会が多くありません。

特に40代にもなってくると成長よりも衰えを感じることの方が多くなってきます。

そんな中で新しい仕事を始めると、身に付けられる知識やスキルが多いので1ヶ月前よりも、1週間前よりも自分のスキルが上がっていることを実感できます。

若い時よりも物覚えが悪いので苦労することは多いのですが、新しいことを覚えて成長が実感できるのは嬉しいものです。

まとめ|新しい仕事は大変だけど自分の成長を感じられる

突然の新規事業チームへの参入により仕事内容が一変しました。

覚えることが多く、残業も増えて疲労困憊。生活のリズムも乱れて苦労は絶えません。

でも、得られるものも多く、新しい人との繋がりや新しいスキルを身につけることで自分の知識の幅が広がり、自分自身の可能性に期待をすることもできています。

歳を取ると新しい環境に身を置くことが面倒になってきます。

それでも気持ちを切り替え、今までのキャリアに慢心しないで真摯に仕事に向き合うと新しい世界が見えてきます。

自分の意思とは関係なく仕事を与えられるのがサラリーマン。

家族と離れて単身赴任をしなければいけなかったり、やりたくない仕事をしなければいけないこともありますが、強制的にいろいろな経験をさせられるのも悪くないと捉えれば前向きに仕事をすることができます。

自分の中のこだわりも大事ですが、こだわりすぎて環境に適応できない人間にはなりたくないので、サラリーマンである以上、命じられた任務に全力で取り掛かる姿勢は貫きたいと思っています。

今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました^ ^

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