単身赴任5年目がスタート|気持ちを新たにスタートします!

単身赴任生活

こんなに長く続くと思っていなかった単身赴任生活。

4年目を迎えることが決まった時よりも5年目の方がショックが大きかったですが、サラリーマンである以上、希望通りにいかないことは覚悟しないといけません。

気持ちを新たに、新年度をスタートさせます。

これまでの単身赴任生活

寂しさはあるけど新天地で心機一転頑張ろうと思った1年目

1年目は大好きな北海道に住める喜びと家族と離れる寂しさが入り混じった心境でした。

仕事については着任直後繁忙期を迎えて忙しかったですが、仕事環境も通勤環境も東京よりははるかに快適で大きなストレスを抱えずに過ごせる日々に満足していました。

小さい組織なので担当業務以外にもいろいろな経験ができ、飲み会も多いので観光で札幌に来ている時よりもディープな札幌を楽しむことができました。

私生活では仕事が終わるとずっと一人だし、妻がどうしているか心配で寂しく思うことも多かったですが、週末は憧れの北の大地を買ったばかりの大型バイクで旅ができるという夢のような時間も送ることができました。当時北海道内にあった道の駅117箇所も全てバイクでまわり、スタンプラリーも完全制覇しました。

新しい仕事にも慣れて力を発揮していこうと思った2年目

1年間仕事をすると、仕事の流れにも仕事の環境にも慣れてきました。

1年目は周りのやり方を尊重しながら様子見といった形でしたが、2年目はそれなりに自分のやり方も通せるようになり、周りもそれを理解してくれるようになってくるので、意思疎通が少しずつ楽になってきます。

この年の9月には胆振東部地震があり一時的に仕事が落ち込んだり、生活面でも大変な経験をしましたがすぐに仕事はV字復活を遂げて好成績で終わった1年でした。

ツーリングも1年目でいけなかったところがたくさんあったので、まだまだ飽きることがありません。

3年一区切り、集大成にしようと思った3年目

3年目も仕事の好調さは続き、上半期は札幌支店創業以来で過去最高の成績を残すことができました。

下半期も好調でしたが、年明けの新型コロナウィルスにより一気に状況が変わります。

会社全体も業績が良かったので期末のボーナスもかなり期待できたのですが、幻に終わりました。

ツーリングはメインの観光地はだいたい巡って、少しマニアックなところを攻めたり、お気に入りのキャンプ場をリピートしながらのんびり楽しんできました。

これで単身赴任は最後にしたいと思った4年目

新型コロナウィルスにより仕事は激減、計画休業での自宅待機も経験し、空白の時間を過ごす日々が続きました。

そんな中、ちょっとしたトラブルもあり「もうそろそろ札幌はいいかな…」と感じて自己申告では異動を強く希望しましたが希望が叶うことはありませんでした。

緊急事態宣言により数ヶ月も帰省することができずにストレスもたまりました。

バイクツーリングも思うようにいけませんでしたが、シーズンが終わる9〜10月は思い残しのないように毎週のように出かけていました。

割り切って頑張っていこうと思う5年目

この4年間で楽しいことも辛いことも経験したので、そろそろ単身赴任生活を終えて妻と2人で暮らしたかったのですが…人生うまくいかないですね。

5年間家族と離れるというのは私にとってはとても辛いことです。

誰にとっても長期間家族と離れるのは辛いですよね。

でも、いつまでもこの気持ちを引きずっていては公使共にうまくいかないですから、気持ちを切り替えて頑張ることにします。

とはいえ、新型コロナウィルスの影響はまだまだ続くので仕事の目標を掲げるのも難しい状況です。

今の時点では「頑張りすぎず、淡々と」がスローガンになっています。

プライベートではツーリング、トレーニング、ボルダリングをバランスよく楽しんで一人だからこそできる時間の過ごし方をしていこうと思っています。

4年間で身についた一人暮らしの習慣

一人で4年も過ごしていると、一人暮らしの生活習慣が身についてきます。

妻と合わせていた食事の時間も今は自由。

出かける時も自分のタイミング。

食事は自炊中心。

週末は自由気ままで、キャンプツーリングもいつでも行ける。

食事についてはダイエットのために玄米やオートミール 、鶏の胸肉を食べていますが食生活に妻はついてきてくれないでしょう。

私自身も妻と一緒に食事をするときはこんなストイックな食生活ではなく、美味しいご飯を一緒に楽しみたいと思っているので減量生活はどこかでストップしてしまいそうな恐怖を感じています。

ツーリングも帰りの時間が気になるし、都心では気軽にキャンプツーリングにいけません。

夫婦で過ごす方がいいに決まっていますが、今がどれだけ自由時間が多いのかを実感するかもしれません。

何がいい、悪い、ということではなく、習慣になるとかつての生活に違和感を感じる可能性がある、ということを実感しています。

単身赴任が5年でも終わらなかったら…

今一番恐れていることはこれです。

私の会社には10年も単身赴任生活をしている人がいます。

10年も家族と離れていては、人生で大事な時間を失ってしまいます。

今年度で単身赴任が終わる保証はありません。

札幌の単身赴任が終わっても東京に戻れる保証もありません。

そうなったら…。

転職、独立という言葉が頭をよぎります。

でも、転職できるかもわからないし、独立できるような力も今はありません。

自分の人生を自分で決められないサラリーマンの現状を痛感する日々です。

とにかく、気持ちを切り替えて!

新卒で今の会社に入社して今年で22年目を迎えます。

いつの間にか潰しが効かない状況に陥ってしまったのは自分のせいですね。

現役生活も折り返し地点にきた中で、この先の20年について考えていかないといけません。

そんなことを思いながら、とにかく今は札幌であと1年頑張るしかないので気持ちを切り替えていきます。

今日は朝から北大を散歩。

単身赴任は大変ですが、この環境はやっぱり素晴らしい。

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