単身赴任40代 筋トレの日々|筋トレの目的を「ボディメイク」に集中する

筋トレと栄養

何のために筋トレする?

もし、あなたがスポーツをしていて、そのスポーツのパフォーマンス向上のためのトレーニングならばスポーツの特性に合わせたトレーニングをする必要がありますが、「運動不足解消」や「健康の為」という曖昧な理由だと目標が不明確でトレーニングを長続きさせるのは難しいです。

私の15年間の筋トレ歴

なんとなく続けていたから「運動している」というだけのトレーニング

最初にスポーツクラブに入会したのは28歳の時。学生の頃は剣道や自転車旅行をしてスポーツはしていましたが社会人になってから、運動不足を感じ運動不足解消のために入会しました。

それからスポーツクラブは入会、退会を何度か繰り返し、会社の福利厚生で都度利用ができることを知ってからはスポーツクラブの頻度が減っていきました。

札幌に転勤になった5年前、近くのスポーツクラブに入会しましたがあまり行くことがなく1年で退会。

37歳の時に趣味でボルダリングを始めて週に2〜3度ボルダリングジムに通うほどになり、そちらがメインになったこともあるので運動をやめたわけではなく、むしろ運動強度は上がって行きました。

ボルダリングは奥が深く、体が動く限りは続けていきたいスポーツですが腰痛持ちの私はよく腰を痛めて年に数回は戦線離脱することがあります。

ボルダリングができない間スポーツができないのが嫌なので再度トレーニングジムにも通うことにしました。筋トレに特化した24時間ジムです。

最初の1年ぐらいは週1回から2週間に1回程度でまたもやなんとなくトレーニングをしていました。

ボルダリングは体が軽いほうが有利なのでダイエットにも気を付けていましたが、食事の知識がないのでこれもなんとなくヘルシーな食事を心がけている程度だったので、体重の増減をコントロールできませんでした。

筋トレと食事管理に目覚めたきっかけ

そんな中、新型コロナウィルスの蔓延で仕事が激減し、会社が雇用助成金を得るために従業員を休ませる「計画休業」が始まります。

ひどい時は週1回しか勤務がない時もあり、ここで何か新しいことを始めないといけないと考えまずは食事の見直しをすることにしました。

YouTubeでフィジーク選手の動画を見るようになり、食事管理やトレーニング方法を学びました。

在宅時間が多いので食事は自炊を心がけ、食事管理アプリをダウンロードし日々の摂取カロリーを把握しPFCバランスを意識した食生活をすることで体重が減ってきました。

ボディメイクに集中したら体が変わり始めた!

トレーニングはボルダリングのため、と思わずボディメイクを意識したものに変えていくことで体つきも変わっていきました。

40歳過ぎた今の方が30代の時よりメリハリがある引き締まった体になっています。

そこからは筋トレが楽しくなり、トレーニングの質も上がり目に見えて結果が出てくるようになりました。

運動不足解消や健康維持の筋トレは目的が曖昧すぎる

筋トレをして筋肉痛が来る、有酸素運動をたくさんして汗をかく。

これで満足しているだけではダイエットには成功しません。

体重を減らす目的だけでも続かない

ダイエットというと「有酸素運動をして炭水化物を控える」と考える人が多いかもしれません。

有酸素運動でジョギングをすると慣れていない人は苦しいし、体重が重たい人は膝を痛めてやめてしまうかもしれません。

食事も我慢しているとある時我慢できなくて食欲が爆発し、そのままダイエットも終了。

この繰り返しを経験している人も多いのではないでしょうか。

私は食欲が爆発して食べ続けて極端に太ることはなかったですが、有酸素運動は何度やっても続きません。もともと走るのが嫌いだからです。

体重計に乗って一喜一憂するだけではメンタルがやられる

毎朝体重計に乗って「昨日はあんまり食べてないのに太った」「昨日はたくさん食べたのに痩せた!」とか、「昨日は運動したのに太った」と体重の変化だけに振り回されているとダイエットは進みません。

体重が減ったとしても筋肉が減っていたらリバウンドが起きますし、体重の増減は体の水分量によって左右される部分が大きいので1〜2kgの増減はあって当然です。

ゴールの先がわからなくなる

無事、目標体重を達成して達成感を味わったあと、どうしますか?

さらに体重を減らしていくのか、今の状況をキープするのか、ダイエット前の生活に戻すのか。

「ダイエット=減量」だと過度な減量や食事制限をしてしまい、健康のためのダイエットが健康ではなくなってしまうリスクがあります。

ボディメイクに特化すると体は変わる

「運動能力アップ=引き締まった体」ではない

全てのスポーツ選手が体脂肪が削ぎ落とされたバキバキの体ではないことから分かる通り、運動能力を向上させるトレーニングがボディメイクに繋がるとは限りません。

体脂肪を乗せて体重を増やさないと通用しない競技や筋肉がつきすぎるとパフォーマンスが落ちる競技もあるので、求められる体はそれぞれ違います。

ボディメイクを意識した筋トレはその名の通り「体を作る」ためのトレーニングなので見た目を良くすることに特化しています。

そう言われると「ボディビルダーは筋肉があっても運動できない」というネガティブなイメージでボディメイクを目的としたトレーニングを嫌う人もいますが、一般的な40代の社会人は日常生活だけでは運動不足ですから先入観なしにボディメイクを意識したトレーニングをしたほうが体の変化を楽しみながら筋トレをすることができます。

食事管理への関心も強くなる

ボディメイクをするには食事の管理が欠かせません。

「筋トレで筋肉を増やすきっかけを作り、食事で筋肉を増やし、脂肪を削ぎ落としていく」というのがボディメイクの鉄則だからです。

食事管理は単純に食べる量(摂取カロリー)を減らすのではなくタンパク質、脂質、炭水化物の量を意識してトータルの摂取カロリーをコントロールする必要があります。

摂取カロリーを抑えた減量時期に筋肉は増えないと言われているので、ボディビルダーは筋肉をつけるためにあえて増量します。

「筋肉を増やして脂肪を落とす」

ボディメイクは体脂肪を落として筋肉量を増やすのが目的ですから、体脂肪を落とし切った後の体重が増えている方が「いいトレーニングをした」ということになります。

一般の人が増量期、減量期を設けて筋トレをすることは少ないかもしれませんが、同じ体重をキープしながら筋肉と脂肪の比率が変わっていけば見た目は良くなっていきます。

体重を減らすことだけが目的のダイエットでは得られない結果です。

目標達成しても、次の目標を設定できる

まずは減量を目標にトレーニングを始めて見事目標達成できたとしても、次は「もっと胸の筋肉をつけたい」「腹筋を割りたい」「重量を更新したい」など次の目標が出てきます。

ただ体重が減っただけでは見た目はひ弱です。メリハリをつけたい体を目指すと、痩せた後には自分のひ弱な部分を鍛えたくなります。

胸板が厚くなったら次は背中、腕、脚、腹筋…ある程度メリハリがついてきたらもっと胸板を厚くしたい、全体的に筋力をつけたい、と延々と目標が生まれます。

目標達成のために「トレーニングメニューを見直そう」「フォームを改善しよう」「食事のバランスを変えてみよう」など、その時々の目標を設定しステップアップすることができます。

まとめ|いい体を目指すことで筋トレは続けられる!

40代でも体は変わる!

若い頃より運動能力は落ちていきますが、私は30代の時より今の体の方がメリハリがつきました。

若い頃からコンプレックスだった胸板の薄さも少しずつ良くなってきています。

今のトレーニングを続けていれば、1年後、2年後にはもっと理想に近づけると確信しています。

40代になっても肉体の進化を実感できるのは素晴らしいことです。

もちろん筋トレや有酸素をしてしていい汗をかくだけでも素晴らしいことですが、仕事以外のことで目標を持って取り組めることがあると生活が豊かになります。

ボディメイクは何歳からでも遅くはないので、是非取り組んでみてはいかがでしょうか。

今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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