単身赴任40代 筋トレの日々|どんなトレーニングジムを選んだらいい?

筋トレと栄養

筋トレを継続するためにジム選びは重要です

トレーニングジムを選ぶときの大前提

・通いやすい環境(家や勤務先から近い)

・利用したい時間帯にオープンしている

筋トレは継続が大事です。家から遠くて行くのがだんだん面倒になる。残業した後に筋トレに行きたくてもジムが開いていない。など、筋トレをするためにスケジュールを調整する必要があるとだんだん行かなくなってしまいます。

週末も筋トレするなら自宅の近くがいいですし、平日の仕事前後に筋トレするなら勤務先が近い方がいいかもしれません。

各地にある店舗を利用できるジムもあるので、出張先や帰省先にもジムがあると便利ですね。

トレーニングジムに通う目的を明確にする

筋トレメインだけどプールやスタジオエクササイズもしたい人は24時間ジムでは希望に添えないことがほとんどです。

逆に、筋トレだけが目的なら総合フィットネスクラブはオーバースペックです。

運動の目的は人それぞれなので、目的にあったジムを選びましょう。

トレーニングジムの種類と特徴

トレーニングジムには大きく分けて「総合フィットネスクラブ」「24時間ジム」「公共のスポーツ施設」があります。

私はこの3つ全てのタイプのジムに通った経験があるので、その経験をもとに特徴をご紹介します。

パーソナルトレーニングジムや栄養管理もついて3ヶ月で◯kg痩せる、といったジムは高額で、短期間で成果を出すことが目的のジムなので、私がお勧めする「長く続ける」とはコンセプトが合わないため除いています。(私自身、通ったことがないので経験をもとにお話しすることができません)

総合フィットネスクラブ

設備筋トレエリアのほかスタジオエクササイズがある
ロッカールームがある
施設によってはプール、お風呂、サウナなど充実している
スタッフ常に巡回していてわからないことは教えてくれる
ホスピタリティも良い
会費月額10,000円前後〜が多い
勤務している会社によっては福利厚生で都度利用できる制度がある
営業時間開館、閉館時間、休館日がある
(ジムエリアのみ24時間利用できる施設もある)
その他ウエアやタオルのレンタルがある
アパレルやサプリメントの販売もしている

充実した設備、丁寧なスタッフでサービスも良い。まさに総合フィットネスクラブ。

総合フィットネスクラブは会費が高い分、設備が充実していて利用者層もスポーツをハードに取り組む人から健康維持のために運動をする高齢者など幅広いです。

サービス充実にも力を入れているのでスタッフの接客は丁寧で、細かいところにも気配りがされています。

初めて筋トレをする人には最初にカウンセリングや体組成計による診断、マシンの使い方からトレーニングメニューの組み方、食事のアドバイスなどをしてくるところもあります。

その後も有料でスタッフのパーソナルを受けられるところが多いです。

スタジオレッスンも豊富なので筋トレだけじゃなくてエクササイズで楽しく汗をかきたいと、プールで泳ぎたい、大きなお風呂でリラックスしたいという人にはお勧めです。(私はボクシングや格闘技の動きを取り入れたエクササイズを好んでやっていました。ストレッチやヨガ、ダンス、筋トレと有酸素運動を融合させたエクササイズがあるところが多いです)

各店サービス内容に特徴を出して顧客獲得に取り組んでいるので総合フィットネスクラブを選ぶときは自分の目的にあったサービスがあるか見学に行ったりホームページで調べましょう。

24時間ジム

設備筋トレに特化しているジムが多い
ロッカールームがなく更衣室のみ(荷物は棚に置く)
スタジオ、プール、お風呂がない(シャワーブース)
スタッフスタッフ在中時間のみ(7〜8時間)
店舗のメンテナンスやジム手続きが主な仕事
トレーニングを教えたり、補助はしない
会費月額7,000円前後
安いところは5,000円以下のジムもある
営業時間基本24時間
休館日もない
その他レンタル類はない
外履きのまま利用できるジムが多い

好きな時にトレーニングができる筋トレに特化した施設

最大の特徴はなんといっても24時間365日利用できることです。

このタイプのジムはどんどん増えてきています。

多くのジムが筋トレエリアのほかに有酸素マシン、ストレッチエリアがあるくらいで筋トレに特化しています。試着室のような更衣室、個別のシャワーエリアを備えています。荷物は目の届く場所にある荷物棚に置きます。貴重品ロッカーがない施設もあるので貴重品は自分で管理です。月額支払いをして使える小さい契約ロッカーがある施設もあります。

筋トレ(+有酸素マシン)に特化したい人は無駄がなく月額の利用料も安いのでお勧めです。

ただし、筋トレ初心者にもレッスンをするところは少なく、入会手続きが終わったらいきなり「お好きにどうぞ」となります。

筋トレ初めての新規入会者がジムの中をさまよっている姿をよく見ます。自分でトレーニングを研究しないと「よくわからないや」となって続かないかもしれません。

また正しいフォームでトレーニングできないと結果も出ずにやる気が失せてしまいます。

スタッフ不在時間が多いので、会員が少ない時間帯で怪我をしたときは少し心配です。

公共のスポーツ施設

設備施設によって様々
ジムエリアのみのところやスタジオがあるところも
総合体育館だとプールもある(利用は別料金の場合が多い)
ロッカールームもあったりなかったり
スタッフ常駐
希望すればレクチャーや補助をしてくれるところが多い
会費月額制ではなく時間制が多い
1回500円前後
営業時間開館、閉館時間、休館日
21時ぐらいで閉館する施設が多い
その他レンタル類はない

公共のスポーツ施設は施設によって設備が異なりますが、リーズナブルに利用できるのでとりあえずジムに行ってみたいという方におすすめです。

利用前に講習会に参加する必要がある施設もあります。ジム通いに慣れている人には面倒ですが、初めて利用する人は安心です。

利用料は時間制をとっている施設が多いように思います。ジムの利用は準備や着替えを含めても2〜3時間あれば十分なので、時間制限についてはそれほどストレスがないと思います。

施設のトレーナーの他にアルバイトでスポーツをしている学生がいるところも多いので、わからないことがあれば質問しやすい環境でしょう。

それぞれの長所、短所、個人的な感想

総合フィットネスクラブ

長所
  • 充実した施設でスタッフも常駐しているので安心
  • 筋トレの他にもスタジオレッスンなどで楽しくエクササイズができる
短所
  • 利用料が高く、筋トレメインでジムを利用する人には無駄な出費になる

私が若い頃は24時間ジムの存在を知らなかったので総合フィットネスクラブに入会していました。その当時はスポーツジムとはこういうものだと思っていましたが、たまに法人会員で都度利用するとサービスの手厚さに驚きます。

館内放送では健康確認の声がけがあり、スタッフは常にフロア内を回っています。

高齢者向けの運動機能向上を目的としたマシンもあって幅広い利用者層をターゲットにしていることがわかります。

ただ、筋トレが目的で入会するとサービスの中の一部しか利用しないのでコストは割高になってしまいます。

中には「お風呂会員」と言われるような、大浴場の利用をメインにしている人もいます。

更衣室では全裸のおじさんがうろうろして、全裸のまま洗面台の椅子に腰掛けて身支度をしている風景も久しぶりに見ました。

24時間ジム

長所
  • 月会費が安く24時間いつでもトレーニングできる
  • 筋トレに特化しているジムが多く、マシンも多い
短所
  • スタッフ在中時間が短く、利用者にレクチャーをすることがない
  • 若年層の利用者が多く、一部の利用者のマナーの悪さが目立つ
  • 営業時間が決まっているので早朝、深夜にトレーニングできない。年末年始休みの施設が多い

私は現在24時間ジムを利用しています。筋トレができればいいので大きな不満がなく、出勤前の朝トレや深夜にトレーニングをしたい人にはとても便利なジムです。

ただ、トレーニング方法を身につけていない初心者は独学でトレーニング方法を学ばなければいけないので最初から24時間ジムに入会したら戸惑うかもしれません。

また、深夜、早朝は利用者が少なく使いやすいのですが、使った道具の除菌をしなかったり、ゴミが散乱していたり、シャワー室に持ち込んだハンガーが山のように溜まっていたりなどマナーの悪さがたまに気になります。

そもそも初心者にジムのマナーを教えてくれるスタッフがいないので、細かいところは気にしても仕方ないかもしれません。

公共のスポーツ施設

長所
  • 月会費を払わずに1回ごとに安く利用できる
  • スタッフが常駐しているので安心
  • スポーツクラブに入会していない仲間たちとトレーニングができる
短所
  • 週に何度もトレーニングするようになると割高になる
  • 利用可能時間が短いので平日仕事帰りにトレーニングするのは難しい

普段は自宅でトレーニングをして、たまにマシンやフリーウエイトを使ったトレーニングをしたい、というような方にはおすすめです。

週3〜4回のトレーニングが習慣になっている人には割高になってしまいます。

時間の融通が利きづらいのもデメリットかもしれません。

入会制ではないので会社の仲間と一緒にトレーニングをするときなどは便利です。

初心者におすすめのトレーニングジムの選び方

筋トレを継続するということで都度利用の公共施設を除いて、総合フィットネスクラブ、24時間ジムのどちらを選ぶかという視点で私のお勧めはこちらです↓

総合フィットネスクラブに3ヶ月ぐらい通って、その後、24時間ジムに変えるか検討する

サービスが充実した総合フィットネスクラブでトレーニングを教えてもらう

筋トレ初心者がいきなり24時間ジムに通うのはあまりいい選択肢ではないと思います。

トレーニングの基礎がないと効果が出づらく、怪我のリスクもあるからです。

はじめはスタッフが常駐してアドバイスもしてくれる総合フィットネスクラブに入会してみましょう。

3ヶ月ぐらいなら筋トレのモチベーションも高いと思いますから、多少自分の都合を調整してもジムに通えると思います。

月額使用料は若干高めですが、パーソナルトレーニングを受けるより安いですし、入会キャンペーンをうまく使えば初期費用がかからなかったり最初の数ヶ月は会費が安くなったりします。(継続期間の縛りがあることが多いのでご注意ください)

トレーニングに慣れてきたら24時間ジムに移るか考える

筋トレをする場所、時間的な環境もよくて筋トレ以外のサービスも利用したい、そこの施設が居心地がいい、という方はそのまま総合フィットネスクラブを利用し続けてください。

筋トレが面白くなり筋トレメインでトレーニングをしたい、もっと自分の都合に合わせたトレーニング環境になりたい、長く続けるからコストを抑えたい、という方は利用しやすい立地の24時間ジムに乗り換えるといいと思います。

筋トレが好きになれば自分からYouTubeなどで情報収集をするようになりますから、そうなれば一人でもトレーニングを続けることができます。

ジムに通うかどうかも悩んでいるなら公共施設や都度利用の施設を使ってみる

個人的には「体づくりがしたい!」と思ったら2〜3ヶ月分のコストは覚悟していきなりジムに入会することをお勧めしますが、それでも不安という方は1回ずつ利用料金を支払うシステムのジムに行ってみましょう。

会社員であれば勤めている会社の福利厚生をチェックして、スポーツクラブの割引や都度利用できるものがないか探してみましょう。

そのような福利厚生がない方は「Gyym」というサイトをのぞいてみてください。各地の提携ジムが1回ごとに利用できるサービスがあります。

まとめ|思い立ったが吉日!ジム見学に行きましょう!

初めてジムに入会する人にはハードルが高いかもしれませんが、トレーニングジムには老若男女、様々な人が通っています。

目的もそれぞれ違うので、トレーニング方法で筋肉ムキムキの人にダメ出しされることもありません。

運動経験がない人も、太っている人も痩せている人も、なりたい自分になるために通っていますから、ジムに通っているだけで何もしていないよりずっと前に進んでいます。

向いていなかったらやめればいい、そんな気持ちでいいと思います。

忙しくて続けられない人も、無理せずやめてもいいと思います。

忙しい40代、筋トレを続けるのはそんなに簡単なことではありません。

筋トレはいつから初めても遅くないので、またチャンスがきたら再開しましょう。

そのためにも、興味があったらすぐにジムに入会しましょう。

次に再開するときのハードルが下がっていくので、スポーツジムに対する不安が取り除かれるはずです。

今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

少しでも参考になると嬉しいです。

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