背中トレーニング、ちゃんと効いてますか?
背中のトレーニングは難しい
40代のデスクワーカーは猫背気味で肩甲骨の動きが悪い人が多いと思います。
肩甲骨の動きが悪いと背中を鍛える筋トレで広背筋をうまく収縮できず、肩や腕の力を使ってしまいがちです。
私もデスクワークメインなので肩甲骨が硬く、背中を鍛えていても効いている実感が湧きませんでした。
背中のトレーニングは筋肉の動きが目で見えないので難しい種目とも言われています。
Vシェイプのかっこいい逆三角形の体を作るには背中をしっかり鍛えないといけません。
こんな症状ありませんか?
背中の筋トレなのに前腕が痛い
重量が重くなるとどうしてもグリップを強く握ってしまうので前腕に力が入り、背中の筋肉が披露する前に腕が疲労してしまいます。
背中の筋トレなのに力こぶ(上腕二頭筋)が痛い
前腕に力が入ると腕で引いてしまい上腕二頭筋が疲労してしまいます。
すると、背中を鍛えているのに腕の疲労が先にきてしまいます。
背中の筋トレなのに肩が痛い
グリップを強く握り、腕で引くと肩も上がってきて最終的には腕と肩で引いてしまって背中は全然疲労しません。
この症状は筋トレ初心者には多いと思います。
私自身がそうでした。
ジムで見ていても背中が全く動かずに腕、肩の運動量が多い初心者をよく見かけます。
背中がうまく使えないと体勢が苦しくて体を後ろに倒してしまい結果的に背中に効かない、というもったいないトレーニングになってしまいます。
「引く」トレーニングの質が上がるパワーグリップ
パワーグリップは握力をアシストしてくれる頼もしいトレーニングギアです。
握る力が抜けると自然と前腕や肩の力が抜けて背中でしっかり引くことができます。
パワーグリップは手首にバンドで巻いて掌にラバーの「へら」みたいなものが付いているギアです。
パワーグリップの使い方(引く動作の時)
懸垂(チンニング)やラットプルダウンなど背中で引いていく種目の時の使い方です。
バーを掌とベロの間に入れます。
ラバーのベロを内側に巻き込んで行って握ります。
これで完成!
ラバーの強い摩擦力がグリップを助けてくれて少ない握力で引く動作ができるようになります。
パワーグリップの使い方(押す動作の時)
パワーグリップはベンチプレスなどの押す動作でも威力を発揮します。
手首のバンドがしっかりと手首を守ってくれるのでリストバンドの効果もあります。
押す動作の時は手のひらを守るようにベロの上からバーを持ち巻き込んでいきます。
たったこれだけのことですが、効果は絶大!
こんなのでほんとに効果があるのか半信半疑だったのでしばらく買わなかったのですが、引く動作をするとどうしても肘が痛くなるので思い切って買ってみました。
実際に使ってみるとその効果は絶大!
腕、肩の力が抜けて「背中で引いてる」感覚が強くなりました。
そこからは扱える重量も増えてきました。
肩甲骨が硬いのでまだまだ自分自身に改善する点はありますが、トレーニングの効果は出てきて少しずつ背中が発達してきています。
初心者にこそ使って欲しい
筋力が少ない初心者は引く動作の時に腕力も同時に鍛えていく方がいい、という考え方もあります。
でも、背中のトレーニングをしているのに肝心の背中に効いていなければトレーニングの意味がありません。
初心者が筋トレギアをつけるのは少し躊躇してしまいますが、腕に力が入って困っている人は迷わず使ってみてください。
「何でもっと早く使わなかったんだ!」
「今までのトレーニングがもったいない!」
と思うはずです。
まずは安いパワーグリップでお試しを
私はネットで安いパワーグリップを買いました。
ジムに行くと使っている人をけっこう見かけます。
作りはしっかりしています。初心者が扱う重量なら全く問題ないです。
私は1年以上使ってベロの縫い目が剥がれてしまいましたが、使用していてそれほど不便には感じません。
バーを握り込むときにベロがずれてしまうのが少し気になっていますが…。
まとめ|上手にトレーニングギアに頼りましょう!
パワーグリップを使うことでズルをしているわけではなく、目的の背中にしっかり力が入っていくのでトレーニング効果を高めてくれるのに大いに貢献してくれます。
私はトレーング中は背中の時以外にもずっとパワーグリップをつけています。
余計なところへの意識が減れば、目的の部位への意識が高まっていきます。
道具は上手に活用して、筋トレ効果を高めていきましょう!
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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